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えでみてわかるさんごくし 関羽の最後

呉の陸遜の策により荊州城を奪われた関羽は
息子の関平や部下の王甫・周倉とともに麦城へと落ち延び
上庸に陣取る友軍へ使者を派遣して援軍を待ち続けていた
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物資は無く兵も300を残すのみとなった関羽軍であったが
使者として来た諸葛謹を頑として追い返し 徹底抗戦を続けていた
しかし 援軍は来たらず 物資は底をつき 
疲弊した兵士は一人 また一人と減っていった
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ついに関羽は麦城脱出を決意した
自ら残ることを志願した王甫と周倉に城を任せ 
関平やわずかな手勢とともに 呉軍が手薄な北門からの突破を試みた
窮鼠となった関羽勢は猛烈な勢いで呉の防備を突き破り 味方の軍勢が待つ元へと向かった
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呉の囲いを振り切ったと思った関羽であったが それは呂蒙の罠であった
林からは火の手が上がり 数千にものぼる伏兵がドラを鳴らしながら殺到した
谷間に追い詰められた関羽は ついにその身を捕らえられ 首を打たれた
建安二十四年十月 関羽この時五十八歳であった
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関羽の死を知った王甫と周倉は あとを追うように自害
その報は漢中の劉備の元にも届き 蜀は動揺と悲しみに包まれた
関羽の死は 自ら死に場所を求めるような悲壮な戦いへと劉備を導いていった
この戦いは後世にcc篭城おもしれーwwwwwwという教訓を残した
これを境に この前を『前三国志』 この後を『後三国志』と呼ばれることもある


参考文献 六興出版 吉川英治『三国志』 コーエー『三国無双』
by nakajiman2003 | 2007-02-11 14:36 | 本文
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